コンクリートの受入れ検査の画像

問題

レディーミクストコンクリート(JIS A 5308)の受入れ検査に関する次の文章の(イ)~(ホ)に当てはまる適切な語句又は数値を解答欄に記入しなさい。

フレッシュコンクリートのスランプ試験は、コンクリートの(イ)を評価するために広く用いられている。また、コンクリートの(ロ)についてもこの試験によってある程度判断することができる。したがって、スランプの試験値だけでなく、試験後のコンクリートの形や均質性などを注意深く観察し、(ハ)の良否を判定するうえで参考にするとよい。
スランプの判定基準としては、スランプ5cm 以上 8cm未満のコンクリートの場合、許容誤差は±(ニ) cm である。
フレッシュコンクリート中の(ホ)を推定する試験方法として、加熱乾燥法、減圧乾燥法、エアメータ法、静電容量法などがある。

 

回答

解答

コンクリート標準示方書(施工編:検査標準)」の「5章 レディミクストコンクリートの受入れ検査」に関する規定および同解説のスランプ検査、フレッシュコンクリートの単位水量検査の記述では、下記の通りとなっている。

(イ)コンシステンシー(軟らかさ)
変形または流動に対する抵抗性。

(ロ)プラスティシティー(均等性)
容易に型に詰めることができ、型を取り去るとゆっくりと形を変えていくが、崩れたり材料が分離したりすることのないようなフレッシュコンクリ-トの特性。

(ハ)ワーカビリティ
材料分離を生じることなく、運搬、打込み、締固め、仕上げなどの作業が簡単にできる程度を示すフレッシュコンクリートの特性。

(ニ)1.5cm

(ホ)単位水量