問題

盛土工に関する次の文章の(イ)~(ホ)に当てはまる適切な語句を解答欄に記入しなさい。

1. 盛土の実施にあたって、築造物の使用目的との適合性、構造物の安全性、繰返し荷重による沈下や法面の侵食に対する(イ)、施工品質の確保、維持管理の容易さ、環境との調和、経済性などを考慮しなければならない。

2. 盛土材料には、切土工事等からの建設発生土、あるいは土取り場から採取・運搬された土が利用される。これらの材料は(ロ)、組成等が設計段階では不明なものが多く、実際に切土後に盛土材料としての試験・判断が必要となる。

3. 盛土施工中の豪雨による(ハ)を防止し盛土の品質を確保するためには、施工中の表面水や地下水などの適切な処理が重要である。

4. 施工段階で地山からの(ニ)は、調査時点で明確にならないことが多く、盛土工事に着手し地山を整形する時点で(ニ)が多いことが判明した場合は、十分な地下排水対策をとらなければならない。

5. 情報化施工による盛土の構築時に、高含水比の粘性土など品質がよくない盛土材料を用いる場合には、観測施工により施工中の現場(ホ)によって得られる情報を分析しながら次段階の設計や施工に利用することにより、施工中の安全性や品質の確保に努める。

 

 

回答

(イ)安定性

(ロ)強度、粒度・土質

(ハ)せん断強度低下、土砂崩壊

(ニ)湧水

(ホ)情報・変位