問題

掘削面の高さが2m以上となる地山の明かり掘削作業において、労働安全衛生規則に基づき、事業者が行わなければならない事項を5つ解答欄に簡潔に記述しなさい。
ただし、土止め工に関するものは除く。

 

 

回答

1. あらかじめ地山及び周辺をボーリング等で地層・地質、含水・湧水、埋設物等について調査をし、掘削の時期・順序を定めて作業を行う。

2. 点検者を指名して、その日の作業開始前、大雨・中震以上の地震の後、浮石・き裂の有無・状態、含水・湧水の状態を点検する。

3. 地山掘削作業主任者を選任して、(その直接指揮の下に)作業を行う。

4. 埋設物・擁壁等に近接する箇所での作業は、移設・補強等の措置後に作業を行う。
 
5. 運搬機械等の後進や転落の危険のあるときは、誘導者を配置する。

6. 物体の飛来・落下による危険防止のため、労働者に保護帽を着用させる。

7. 作業を安全に行うため、必要な照度を保持する。