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問題

橋台、カルバートなどの構造物と盛土との接続部分では、不同沈下による段差が生じやすく、平坦性が損なわれることがある。
その接続部の段差をなくすための対策に関する次の文章の(イ)~(ホ)に当てはまる適切な語句を解答欄に記入しなさい。

1. 橋台やカルバートなどの裏込め材料としては、締固めが容易で、圧縮性の(イ)材料を用い、透水性がよく、かつ、水の浸入によっても強度の低下が少ないような粒度分布のよい粗粒土を用いる。

2. 盛土と橋台との取付け部に設置する(ロ)は、その境界に生じる段差の影響を緩和するものである。

3. 河川構造物の樋門などの取付け部の裏込め材料は、(ハ)効果がある程度期待でき、締固めが容易で、かつ、水の浸入によっても強度の低下が少ないような安定した材料を用いる。

4. 裏込め部の施工は、1層の厚さの(ニ)を避け、小型ブルドーザ、人力などにより平坦に敷均しをする。

5. 構造物が十分強度を発揮した後に裏込め材料で盛土をする場合でも、構造物に(ホ)を加えないよう両側から均等に施工する

 

回答

解答

橋台、カルバートなどの構造物と盛土との接続部では、裏込めや埋戻し部分に不同沈下や段差が生じないように、適切な材料を用いて入念な締固め施工を行う。
施工工法に関しては、道路土工‐盛土工指針の「5-8 盛土と構造物との取付け部の施工」および河川土工マニュアルの「4.3.6 構造物施工にともなう土工」に記述されている。

(イ) (ロ) (ハ) (ニ) (ホ)
小さい 踏掛板 遮水 高まきだし(高まき) 偏土圧