問題
混和剤に関する次の文章の(イ)~(ホ)に当てはまる適切な語句を解答欄に記入しなさい。
AE剤、減水剤、AE減水剤及び高性能AE減水剤を適切に用いることにより、コンクリートのワーカビリティーが改善され(イ)が減じること、(ロ)が向上すること、(ハ)が改善されることなど、多くの利点が得られる。
しかしながら、AE剤、減水剤、AE減水剤及び高性能AE減水剤の効果は、混和剤の品質、用いる(ニ)の品質、骨材の品質、コンクリートの配合、施工方法等によって異なる。また、(ホ)が等しくても、気泡の径や分布が異なれば、その効果は相違する。
解答
混和剤については、「コンクリート標準示方書(施工編)」の混和剤についての解説に記述されています。それをまとめると下記のようになります。
イ | ロ | ハ | ニ | ホ |
材料分離 | モルタル | 品質 | 排出 | 漏出 |
コンクリートに用いられる混和材と混和剤があるけど、おなじじゃないの?
混和材は使用量が比較的多く、セメント量の5%以上を使っていて、その容積がコンクリートの練り上がり容量に加算されるものなんだ。
ポルトランドセメントにフライアッシュやシリカフューム等を混合したセメントは混合セメントと呼ばれ、それぞれフライアッシュセメント、シリカセメントといいます。
混合セメントは、普通セメントや早強セメントにくらべて寒さに弱いので寒中コンクリートには使えないので覚えておいてね。
わかりました。
混和剤は?
混和剤は比較的に使用量が少なく、セメント量の1%未満を使っていて、その容積はコンクリートの練り上がり容量には加算されないよ。
具体的に混和剤に使われるものにはどんなものがありますか?
代表的なものでAE剤・減水剤・流動化剤があるよ。
混和剤は、コンクリートが硬化する前や硬化後の品質を改善するものだ。
ありがとうございます!