【計算】土量計算に関する問題 H19問6

問題

下記の土量計算表は、現場内で発生する切土を盛土に流用して盛土工事を行う場合のものである。この土量計算表を利用し(イ)、(ロ)、(ハ)を求め、それぞれ解答欄に記入しなさい。

ただし、この現場における条件は、次の1~3に示すとおりである。

1. 土量変化率は、L=1.20、C=0.80

2. ダンプトラック積載容積(V)= 6.0(m3)(ほぐし土量)

3. 現場発生土を運搬する場合の土量のロスはないものとする。

(イ)残土量

(ロ)残土を他工区に運搬する場合の運搬土量(ほぐし土量)

(ハ)残土をダンプトラックで運搬する場合に必要な延台数

土量計算表の画像

 

解答

(イ)900m3

■残土量(地山土量)を求める。

盛土量(締固め土量)を地山土量に換算して切土量(地山土量)から差し引いたものが残土量である。

2,200-1,040/0.80=900m3

(ロ)1,080m3

■残土量(地山土量)を他工区に運搬する場合の運搬土量(ほぐし土量)を求める。

残土量(地山土量)をほぐし土量に換算したものが運搬土量である。

900×1.20=1,080m3

(ハ)180台

■運搬土量(ほぐし土量)よりダンプトラックの延台数を求める。

運搬土量(ほぐし土量)をダンプトラック積載容量で割って求める。

1,080÷6.0=180台

土量計算表の解答