裏込めの転圧の画像

問題

盛土における構造物の裏込め部、あるいは切土における構造物の埋戻し部の施工にあたっての留意点を2つ解答欄に簡潔に記述しなさい。

 

解答

解答

ボックスカルバートや橋台などの構造物との接続部では、埋戻した後の沈下等により、段差が生じやすいため、埋戻し材料や施工時の留意事項として以下の項目があげられる。

1)裏込め及び埋戻しの材料に着目すると、

・圧縮性の大きい(透水性の良い)材料を用いる。
・透水係数の小さい材料を用いる。

2)裏込め及び埋戻しの施工に着目すると、

・高まきを避け、簿層に締固める。
・突貫的な盛土・埋戻しは避ける。
・十分な締固め能力を持った機械を用いる。
・構造物の隣接部や狭い場所では、小型の締固め機械を用いて、入念に締固める。
・浸透水は、地下排水溝を設けて処理する。
・構造物の両側は、構造物の移動や変形を防止するため、両側から均等に締固める。

など